バックナンバー
〜2001月12月19日


2001.12.19 雪庇(せっぴ)

 雪庇・・・読めないでしょ(笑)せっぴと読む。ATOKの13で変換できないけど雪山の世界では有名な単語。雪のおならではない。それは「屁」だ。また、雪ネタで申し訳ないが今朝起きたらやけに暗いので窓を見たら(写真1)
「なんじゃこりゃ?」
いつの間に?!最近の北海道の家は断熱が良いから氷柱(つらら)はできない。普通は比較的パウダースノーで気温もプラスにならないから、積もった雪はサラサラと勝手に落ちる。けど数日前吹雪のように風が強いことがあり、それが原因でできたと思われる。厚みも80cmくらいありそうだ(写真2)。この家に住んで4年目、初めてのことだ。これはおもしろい!ちなみに外から見ると「写真3」のようであり、家を覆いはじまっている(笑)。このまま成長が続くと、だんだんキレイに丸まってきて、覆われて「雪のかまくら」の中に家がある状態になるのではないかと楽しみだ。けど重そう。屋根に偏加重がかかっているかも。なんでも、よく雪山で滑落というのは、「崖」にできた雪庇の上に地面があると思って人が乗り、踏み抜いてしまったり、雪と共に滑落してしまうというパターンである。たしかに上を歩いていたらわからないだろうなぁ。

日本雪庇学会(嘘)によれば雪庇の成長のルールは以下の条件によるそうである(本当)
(a)気温 -30℃以下では発達しない。
(b)-20℃以上になると雪庇は成長する。風速は4〜8m/sの範囲で成長し、 5m/s付近で成長量が最大になった。
(c)降雪がない吹雪の場合、雪庇捕捉率は0.05以下が多い。すなわち地吹雪量の5%以下が雪庇となる。
(d)風速が小さいと雪庇が成長しないのは地吹雪が発生しないためである。 一方、風速が大き過ぎると捕捉率が落ち、雪庇の成長小さくなる。捕捉率低下の理由が伸びた 雪庇の先端で破壊・落下するためか、または飛雪粒子が雪庇上に留まり得なくなる (捕捉できなくなる)かは明らかにできなかった。

けど、別の目で見ると、この雪庇もおもしろい。写真のバスなんか天然リーゼント(笑)






2001.12.18 旭川の方言 その1 過去形

 まずは昨日の日記の訂正。「ビスタ」ではなくて「コロナ」でした。どうでもいいかそんなこと(笑)。

 さて、北海道は方言が少なく一般的には東京の言葉が近い。地元の人たちは方言の存在すらわかっていない方々もいらっしゃる。でも意味はほとんど分かる。昔、秋田・青森に行ったことがあるが、はっきり言って意味不明。けど北海道は100年そこそこの歴史しかないから、ひい爺ちゃん、ひい婆ちゃんは本州の人なのである。札幌のそばに「北広島市」というのがあるが、昔、広島出身者が多く集まったためにこういう名前になったそうだ。というわけで、これといった方言は少ない。
 けど、意味は分かるがビックリしたのが、
「おはようございました!」
!!なんと、挨拶に過去形が存在するのである。最近は首都圏でも丁寧語と勘違いして「〜〜でよろしかったですか?」というファーストフード店員がいるが、まさか挨拶に過去形があるとは。会社で営業マンが朝、お客さんと会話している状況は次のようである。

 社員(立原←実名):「おはようございました。立原でした。田中課長いました?」

・・とまあ、こんな具合である。自分の名前も過去形になるのである。そういう電話を受けるとこう言いたくなる。

 私 「おはようございます。○○株式会社の小林と申します」
 相手「おはようございました。△△会社の佐藤でした。立原さんいました?」
 私 (さっきはいたけど、今はいないよ。だいたい「佐藤でした」っていうけど、旧姓言ってどうすんの?今の名前は何?)
    ↑こう突っ込みたくなるのだ。

 どう考えても、「ヘン」。これって旭川だけなのだろうか?それとも、北海道全体?


2001.12.17  北国のハンデ

 せっかくドメインを取ったのに何もしない・・と言われそうなのでまずは手軽な日記からはじめてみよう。といっても元々飽きっぽい性格なので毎日更新することはないと思うがご勘弁を(笑)。今後レイアウトも大幅に変わると思うけど・・・。
 さて、北海道は雪である。ここ旭川は日本で最も寒いなどとニュースステーションでよく言われるが、それは嘘。1902(明治35)年1月25日に−41.0℃を記録して地元では「氷点下41℃」というお菓子があるくらいなのだが当時は各地に気象台が無く、旭川市北部の江丹別という地域で記録したそうだ。しかしその後も1978(昭和53)年2月17日に幌加内町母子里 の北大演習林でこれよりも0.2度低い−41.2℃を記録されたり(なぜか非公式記録)名寄・陸別では、もっと寒そうである。
 話は脱線したが、話したいのは「雪」である。旭川でよく言われることが「年間降雪量一定の法則」であり、大体年間8〜10mの降雪がある。昨冬は12月までにめちゃくちゃ雪が降り、記録大幅更新か?となったが、年明けにほとんど降らなくなった。今年は11月にほとんど降らなくて安心していたら一気に降った(笑)。実は15〜16日と北部の剣淵という街に泊まりでマジックの公演に行っていたのだが、帰ってみたら写真のようになっていた(泣)。駐車場も平原になっていて車が止められない状態である(写真1)。短い靴で何とか玄関までたどり着き(写真2)、後ろを振り返ってみる(写真3)。で、1時間かけて(写真4)の状態になるのである。したがって翌日の会社での話題は筋肉痛の話になるのであります。

 さて、この雪についてだけど、まあ、一日の日記で書くには書いたらとまらなそうだし、また話題として出てくるだろうから、今日はこの辺にしておくけど、観光に来るに人にとっては「わー綺麗!」なんだけど、生活している人にとってはこの上なく厄介なのである。

 さあ、ここで
問題です。写真5を見てください。これは会社に来たときの会社の社用車の写真(笑)。この車の車種を当ててください(笑)。
 
 正解:右がダークグリーンの「ビスタ」。左が「カルディナバン」です。

社用車ですから、最初に使う人が車を掘り起こすわけで、ここで社員の駆け引きが生じます(笑)。誰もがやりたくないし、車を使いたいわけです。人のいい人が30分以上かけて寒い思いをして車を掘り起こし、声のでかい人が、その車を奪っていく・・・そして人のいい人は2台目の車の掘り起こし作業に入る・・・そんな旭川です(笑)。

 この雪が如何に北国の生産性を下げているか、また機会があったら書きます。今日はここまで。










top